強迫性障害の克服法(EFT,MR)

強迫性障害EFT

EFT、Matrix Reimprintingとは

EFTの説明については、こちら「EFT(感情解放テクニック)」をご覧ください。

EFTのやり方については、こちら「EFTのやり方」をご覧ください。

Matrix Reimprintingの説明については、こちら「Matrix Reimprinting(マトリックス・リインプリンティング)」をご覧ください。

EFTもMatrix Reimprinting(MR)も心理療法(セラピー)の一つです。

Matrix ReimprintingはEFTの応用バージョンになります。

原理や目指しているところはほぼ一緒です。

私がセッションで使っているセラピーテクニックです。

EFT/MRでトラウマ解放

強迫性障害の原因で書いたように、心の奥にある見たくない傷(トラウマ)を強迫観念を作ることによってフタをしているという考え方を私自身支持しています。

強迫性障害の原因

2015.07.26

強迫観念からトラウマの記憶が出てくることがしばしばあり、そのトラウマ場面をEFT/MRで解放することで、強迫観念自体がぐっと弱くなります。

トラウマ(心の傷)は人によって程度が違うため、トラウマ解消に取り組む時間も変わってきます。

EFT/MRと曝露反応妨害法の共通点と異なるところ

認知行動療法(曝露反応妨害法)は、強迫観念をただひたすら我慢する方法です。
EFT/MRは、強迫観念からタッピングの補助をつける方法です。

強迫観念を出すところまでは同じです。

EFTではタッピングしながら不安を感じていき、感じると同時に解放も行っていくので、苦痛を感じる度合いも時間も圧倒的に少ないです。

イメージだけで強迫観念が起こせる場合は、実際に曝露することなく行うことができます。

しかし、本質はトラウマ解消にあります。

私がセッションするときは、マトリックス・リインプリンティングのリコールテクニックと呼ばれる方法で強迫観念からもっと深くにあるトラウマの場面を引き出します。

そして、そのトラウマを解消することをやっていきます。

曝露反応妨害法との最大の違いがここにあります。

EFT/MRと認知療法の共通点と異なるところ

また、強迫性障害の人は非適応な認知を持っていることが多いため、認知療法と同様に認知を変えることも行います。

認知療法は、考え方を変える方法ですが、これは実はなかなか難しいです。

そもそもバカバカしいと分かっていても不安が止まらないわけですから、いくら合理的な反証があろうと考え方が変わりません。

EFTやMRでは非適応な認知にくっついているストーリーや感情にアプローチします。感情を解放し、ストーリーを変えることで非適応な認知を効率よく緩めることができます。

正直、既存の認知療法や行動療法のやり方に比べて、圧倒的に効果が高いと思います。

なかなか効果がないケース

強迫性障害の人でEFTやMRをやっても効果がないと判断されることもあります。

タッピングを行っても強迫観念の不安が一向に減らないケースです。

症状が重く、長い間抱えている人は簡単に強迫観念の不安が減りません。

習慣になっているのでそう簡単に不安は減らないでしょう。

数セッションでは難しいこともあります。

EFTが効かないのは何か見落としている原因があるので、根気強く、不安をキープし続けている抵抗を見つけてそれを取っていく必要があります。
強迫観念の不安がタッピングで少なくなれば、だんだん症状がよくなります。

心理教育とセルフワークの重要性

私が強迫性障害のセッションをする場合、このサイトに書いてあるような知識を得ていただくためにまずは心理教育を行い、EFTのレクチャーも行います。

強迫観念が起こったときに、自分でタッピングをやることで不安を少なくし、できるだけ強迫行為を行わないようにしてもらいます。

セッションだけではなく、自宅でのトレーニングも行ってもらいます。

できるだけ強迫行為をしないようにしてもらいます。

以前はEFTで強迫観念を下げることを指導していましたが、現在は違う方法で強迫観念を強制的に下げるやり方を採用しています。

セッションでは強迫観念が生じた原因となる出来事やもっと深くにあるトラウマの感情を解放したり、非適応な認知にくっついている感情を解放したり、ストーリーを書き換えていきます。

強迫性障害を持つ人は、影響を与えているストレスフルな出来事がしばしば見られます。

医師の方の中には、強迫性障害の原因を見つけようとする試みは病気の悪化を招くだけだと考えている人もいますが、強迫観念につながるようなエピソードはEFTやMRで癒していきます。

但し、必ずしも原因が見つからなくても克服できることもあります。

EFTやMRは世界的にも強迫性障害に効果があることが分かっており、安全かつ効果が高い方法です。

こちらの記事もご覧ください

強迫性障害克服法

2015.07.30

強迫性障害の克服法(認知行動療法)

2015.07.30

強迫性障害の克服法(薬物療法)

2015.07.30

強迫性障害のオススメ治療法

2015.07.31

ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら