幸せ恐怖症

幸せ恐怖

幸せになりたいと思うのは人類共通!?

私たちは誰もが幸せになりたいと思っていると思います。

私も同様です。幸せでありたいと思っています。

ですが、中には無意識で幸せになることを望まない人もいます。

意識上では幸せになりたいと願っています。

しかし、無意識では幸せになることを望まず、そのことにまったく無自覚でいます。

なので、幸せ恐怖症は無意識にある恐怖なのです。

幸せ恐怖症の人は表面的には幸せを望んでも心の奥底では幸せになるのが恐いのです。

最悪の恐怖を避けるために次善の不幸を選択する

たとえば、恋愛のケースを挙げましょう。想像してみてください。

好きな人がいて、告白してフラれたケースと、告白してOKが出て1週間付き合って燃え上がっている中でフラれたケースではどちらがショックが大きいでしょうか?

一般的には後者です。

幸せ、不幸せのレベルが10から-10まであったとして、0から-10まで落ちるのと、10から一気に-10まで落ちるのでは、後者の方が落差が大きいのです。

その分、受ける傷も大きくなります。

なので、そんな傷を負うくらいなら、安全である0の状態――恋愛であれば付き合っていない状態――でいた方がマシだと思うのです。

よく考えてみればずっと低空飛行の方が不幸

でも、よく考えてみれば、ずっと0の状態のほうが不幸なのですが、じわじわ来る不幸よりも一気に来る不幸のほうが苦しいので、そっちの方を選んでしまうのです。

過去の傷が原因

こういうケースの場合、過去に負った傷が大きいのです。

だから、必要以上に恐れてしまうんですね。

恋愛のケースであれば、過去に恋愛で大きな傷があったのかもしれません。

過去の傷を癒すことで、必要以上に恐れなくなり、リスクがあっても自分がより幸せになれる方を選択できるようになります。

罪悪感が不幸にする

あとは、無意識にある強い罪悪感も幸せを大きく妨げます。

自分は罪を犯した悪い存在であると思っているわけですから、そんな自分を無意識に罰するのです。

罪人が幸せであることはよくないと思っているので、自分が幸せであることを素直に受け取りません。

無意識で幸せを壊そうとします。変な話ですが、不幸であるほうが安心なのです。

幸せ恐怖症の特徴

幸せ恐怖症の人は次のような特徴を持っています。

  • 幸せな状況を避ける。たとえば、結婚など。「結婚=幸せ」というイメージがあれば、自分を幸せにする状況を避けるために、結婚を選ばない。不倫という結婚がない恋愛を無意識で選ぶ場合もある。
  • 幸せであることが落ち着かない。
  • 本当に好きなものをあえて選ばない。自分を一番喜ばすものを選ばず、あえて好きでもないものを選んでしまう。
  • 幸せになることをあきらめている。どうせ私は幸せになれないと思っている。自信もない。
  • 大切な人や物はあえて遠くに置く。近寄らない。近くにあれば、なぜか壊してしまう。人間関係もそう。恋愛であれば、遠距離をあえて選んだり、好きな人が近づくと避ける。あるいは結ばれたとしても相手に嫌われるようなことを無意識でやってしまう。

幸せ恐怖症の克服

幸せ恐怖症の克服は、心の傷や罪悪感を手放すことです。

そうすれば、自分を幸せにすることを許可できるようになります。

無意識の心の傷や罪悪感があると、いくら意識上で「幸せになろう」と決意してもなかなか難しいので、心の傷や罪悪感を取ることをオススメします。

やっかいなのは「無意識」という無自覚な点であり、もし、「私はあえて不幸を選んでいるような気がする」と思っている人は、ぜひセッションを受けて、原因を見つけて解放していただきたいと思います。

自分を大切に、幸せにすることをきちんと思っている人は、そういう行動を取りますので、人生もポジティブに変わります。

ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら