恐怖症の症状

恐怖症症状

恐怖症とは

恐怖症とは、特定のあるものに対して心理的、生理的に異常な拒絶反応を起こす症状です。

たとえば、ゴキブリに対して異常な拒絶反応を起こす「ゴキブリ恐怖症」や男性に対して異常な拒絶反応を起こす「男性恐怖症」、高い所を異常なほど怖がる「高所恐怖症」などがあります。

恐怖症の種類はたくさんあり、500種類以上あるとも言われています。

こころの病気の中では頻度が高く、一生のうちの発症率は約10%前後と言われており、女性に多い症状です。

恐怖症の種類

恐怖症を大きく2つに分けると、「対人恐怖症」と「特定の恐怖症」に分けられます。

対人恐怖症は、対人関係で恐怖が生じ、人づきあいに問題が出てしまう症状です。

恐怖症の中でも一番発症者が多いと言われています。

対人恐怖症は、社交不安障害(SAD、以前は社会不安障害)、またはあがり症と呼ばれることもあります。

他者から悪い評価を受けることや恥をかくことを強く恐れ、それが身体症状に現れます。

対人恐怖症については、対人恐怖症克服情報サイトを、あがり症については、あがり症克服情報サイトをご覧ください。

特定の恐怖症は、高所恐怖症、閉所恐怖症、集合体恐怖症、尖端恐怖症、虫恐怖症、動物恐怖症、飛行機恐怖症など、特定のものに対する恐怖症です。

細かくは別のページで個別に解説していきます。

恐怖症の症状

恐怖症の症状は次のような症状が見られます。

強い緊張、動悸、赤面、手足が震える、汗をかく、声が変わる、頭が真っ白になる、息苦しくなる、めまいがする、吐き気、尿意、口の渇き、パニックなどの症状が現れます。

恐怖症は恐怖反応が異常に強いケース

人は程度の差はあれ、特定のものに何らかの恐怖があります。

恐怖があるからといって恐怖症というわけではありません。

高い所は苦手ではないけれど、吊り橋のようなところは怖く感じるような場合、それは当たり前の反応です。人間は危険を感じると、身体が防衛反応を取り、生理的反応が起こります。

足がすくんだり、身体が動かなくなったり、頭が真っ白になったりします。

しかし、危険ではないにもかかわらず、この反応が簡単に起きてしまう場合、日常生活で困ることになります。このケースが恐怖症です。

落ちても危険がないような高さの場所に上るだけで強い恐怖が起こり、身体の生理反応に大きな変化が起こるケースは高所恐怖症と言えるでしょう。

また、絶対に噛まないと分かっている子犬に対してもライオンを前にするような恐怖の反応が起こる場合は犬恐怖症と言えるでしょう。

日常生活に支障も

恐怖症には程度があり、恐怖症の程度が強いほど、社会生活に支障をきたします。

対人恐怖症が強ければ、引きこもりになり、働くことができなくなります。

閉所恐怖症でエレベーターに乗れないと、高層ビルのオフィスに行けなくなり、行動に制限がかかります。

高所恐怖症や飛行機恐怖症で飛行機に乗れないと、海外に行くことが難しくなります。

このように恐怖症は日常生活の質を低下させてしまいます。

恐怖症は自然に治ることはほとんどないと言われています。

しかし、適切な方法を行えば、克服することができます。

次は恐怖症の原因をご覧ください。

恐怖症の原因

2015.07.26

ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら