克服事例「職場で3人以上の来客時に緊張してしまう」

対人恐怖症4

テーマ「職場で3人以上の来客時に緊張してしまう」を克服

SM様、40代、女性、東京都、対面セッション

恐怖症の種類

対人恐怖症(あがり症)

どのような症状で、どんなふうに困っていたか

私の場合、職場で来客がある場合に、特に3人以上の来客があり、私がはじめに応対しなければならないような場合に、緊張したり心の中でそわそわしたりするようなことがあったので、このような不安感を改善できないかなと思っていました。

いつからその症状があったか

子どものころからその症状はあります。
「症状」と言うべきものなのか、自分の元々持っている性格なのかな、とも思うのですが、人に会うときに身構えてしまうところがありました。

セッションを受けた回数

3回

セッションを受けてどのように変わったか

私は、来客があったときに、きちんと応対出来ていないのではないか、と自分を責めたりしていました。

1回目のセッションのときに、ダメな自分も受け止めることができると、自分を責めなくなる、という人の心のしくみを教えていただいて、なるほどな~と思って、かなり気持ちが楽になりました。

ダメでもいい、と思うことはなかなか難しいのですが、そこまで思うことが出来ると、自分を攻撃しなくなるので、それだけでも随分と楽になりますし、もちろん対人応対に対する努力は必要ですが、自分に出来る限りのことをすればいいのだと思えるようになりました。

さらに、2回目と3回目のセッションでは、マトリックス・リインプリンティングをしていただいて、子ども時代の自分に語りかけたり、来客対応がうまくできているというイメージを持ったりすることで、前向きな気持ちになることが出来ました。

セッションまたはカウンセラーについての感想

以前、雷恐怖症のときにもお世話になっておりまして、2回目のセッションでした。

ただ、今回の対人恐怖というか、来客恐怖はかなり根深いものがあったようで、なかなかすぐには効果が出ませんでした。

ですから合計3回という時間をかけて、セッションをしていただきました。

1回目は、セッションに加え、先ほども書きましたが、まず人間の心のしくみについて説明をして下さいました。

私は、自分はダメ人間だ、と何ごとにつけ、自分を責めるところがありまして、それで辛くなっているようなところがありましたので、まずはそんなダメな自分を認め受け入れることが出来るようになること、これが出来るようになると、次のステップに進むことが出来るということを教えてもらったことは、とても大きな収穫だったと思います。

なかなかダメな自分を認めることは出来なかったのですが、時間をかけて自分のことを振り返ってみると、そうだよな~私って、ダメなところたくさんあるな~と思い、そうすると、自分の周りのダメな人のことも、許せるようになるのですよね。

前なら、もう!あの人ったらほんと分かってないんだからっ!などと、イライラしたりしていたのに、自分もダメな部分はあるから、仕方ないよね。と思うことが出来るようになった気がします。

そうすると、他人を責めなくなり、自分も責めなくなります。←ここまでの考えに至るにはだいぶ時間がかかりましたが。。。

来客対応に関しては、すぐには効果が表れなかったので、2回目、3回目では、マトリックス・リインプリンティングというメソッドでアプローチしてくださいました。

これは、対人恐怖の原因となった幼いころの出来事はなかったかを思い出し、そのときの自分に語り掛け、良いイメージを上書きするような手法でした。

これで確かに新たな自分に出会え、ポジティブな気持ちになることができました。

また3回目では、現在の状況をイメージし、うまく来客対応が出来ているイメージを上書きしてくださいました。
これはとても良かったと思います。

実はこのレポートはその最後のセッションからほぼ2ヶ月ほど経ってから書かせていただいているのですが、その間、だんだんと自分が変化していることに気づきました。

今は自分を責めるということがなくなり、周囲の人も責めませんし、来客に対しても、特別に嫌な感情もなく、ニュートラルに対応できていると思います。

3回も時間をかけて、丁寧に根気強く、セッションをしていただいたよっし~さんに心から感謝しています。

カウンセラー(西川佳宏)の分析

Sさんの対人恐怖(あがり、緊張)の根っこは、自分の「バカ」な部分を見たくないということにありました。

Sさんの「バカ」の定義はあらゆる場面で臨機応変に対応できないことでした。

ここを見たくないために、臨機応変に対応できないと予想される状況に緊張を感じてしまっていたのです。

対処方法は、バカ(臨機応変に対応できない)な自分を受け入れることです。

ここに対する拒否感が強かったので、まずは心の仕組みをレクチャーするところから始めました。

受け入れる用意ができた後、2回目のセッションでマトリックス・リインプリンティングを行いました。

臨機応変に対応できないことを拒否しているのは、過去の「傷」があるからです。
その傷をテクニックで探っていき、その場面を癒しました。

あがりは少なくなったもののまだ残っていたので3回目のセッションを行いました。
残っている「あがり」の状況をイメージし、原因を探ったところ、自分の「未熟さ」を嫌い、抑圧していることが分かりました。
そこを受け入れられるようにワークをしました。

マトリックス・リインプリンティングやEFTはセッション後すぐに劇的な効果を感じるというよりも、じんわり変化をする感じです。

なので、Sさんのようにだんだんと自分が変化することを実感されると思います。
辛抱強く受けてくださったSさんに私も感謝しています。

ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら