対人恐怖症の克服法(認知行動療法)

対人恐怖症認知行動療法

認知行動療法とは

認知行動療法自体の説明については、こちらのページ「認知行動療法」をご覧ください。

対人恐怖症の克服にはどんな手法が使われるか

対人恐怖症の克服(治療)については、認知行動療法の中の曝露療法(ばくろりょうほう)と呼ばれる手法が使われます。

「エクスポージャー」とも呼ばれます。

対人恐怖症だけではなく、他の恐怖症や強迫性障害と呼ばれる症状も、曝露療法が主流です。

暴露療法とは

曝露療法とは何かというと、実際に恐怖を感じる対象にさらすことです。

恐怖の対象にさらすのでかなり酷な手法といえますが、克服実績は数多くあります。

実際の手順

では実際にどのようにさらしていくかというと、例えば、赤面症を例にすると、赤面症とは人前で顔が赤くなってしまうことを恐れ、人と会ったり話すことが苦痛になるものです。

ここでの恐怖は、人前で顔が赤くなってしまうことです。

実際にこれを体験し、慣らしていきます。

重要なのは恐怖の対象をハッキリさせることです。

そのため、もう少し具体的に恐怖の対象を絞ったほうがよいでしょう。

どう他人から思われることが恐怖なのか?
というのをもっと具体的に探ります。

これは人によって違います。

同じ赤面症でも、恐怖の対象は同じではありません。

おおざっぱに言えば、自己価値の低下、あるいは罪悪感の恐怖なのですが、ひとまとめにせず、どのようなことがあって自己価値が低くなる恐れがあるのかを探る必要があります。

認知行動療法を使うセラピストは、恐怖の対象をハッキリさせられる力が必要です。
質問力、問いかけ力が必須スキルです。

暴露療法の欠点

認知行動療法の欠点は、恐怖にさらすことへのクライアントの負担です。

軽いものであれば、その恐怖に耐えられるでしょう。

しかし、自分の心のキャパシティに耐えられない恐怖であれば、曝露することはかなりのリスクを伴います。

下手をするとトラウマの再体験だけで終わって、かえって苦しくなって症状を悪化させかねません。

個人的見解ですが、曝露する際に何もサポートのツールがないというのは、リスクが高く、かなり酷で、つらい克服法だと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら