強迫性障害のTV特集

あさイチの特集です。

強迫性障害OCD その理解と治療・対処法(約1時間)

動画内容抜粋

内容について気になった点を抜粋します。

  • 日本国内だけでも推計200万人が強迫性障害を発症
  • 強迫性障害であることに気づいていない、あるいは気づいていても精神科を受診するのが遅れていろいろな問題が生じがち
  • 汚染恐怖の事例――何時間もキッチンを洗う例。きっかけは子どものアレルギー。掃除するようになった。あるとき、完璧に洗濯したはずの洋服に汚れがついていた。以来、洗濯物の汚れが気になり、何度も何度も洗濯を繰り返すようになった。どんなに疲れていても一日のほとんどを掃除に充てる。終わりがない。やがて自分が動くだけで埃が舞ってしまうと考え、ついに動けなくなってしまった。
  • 強迫観念(何度も繰り返し思い浮かぶ考え)から強迫行為(不安を打ち消そうと繰り返す行動)を行うことで、過剰な恐れが生じ、強迫観念がますます強くなる悪循環。
  • 原因は脳の神経伝達物質(セロトニン)の違い、脳のいくつかの部位の代謝の違い、考え方(責任を重く受け止めやすい、完璧主義)など(精神科医 原田誠一氏)。
  • 診断基準――強迫観念と強迫行為がある。毎日1時間以上費やしている。生活に多大な支障をきたしている。
  • 加害恐怖の事例――車に乗っていて人をひいてしまったかどうかが気になり、降りて何度も確認する。調子悪いときは1時間くらい確認する。車で30分の会社への通勤が3時間以上かかるようになった。やがて自分一人の確認では自信が持てず、妻に確認してもらわないといけなくなった。何件も精神科を受診したものの症状は改善しなかった。家族を巻き込むことで余計症状を悪化させていた「巻き込み」。認知行動療法をはじめて1年半、不安に襲われてもうまく受け流せるようになってきた。
  • 巻き込み――他の人が「大丈夫」と言ってくれることで一時的には不安が下がる。しかし、今度は他の人の保証がなければ不安が消えなくなる。その結果余計に症状が悪化してしまう。
  • 強迫性障害の治療法――薬物療法、認知行動療法
  • 認知行動療法。
  • ①不安をリストアップ。どんな場面でどんな不安に襲われるのか。またその不安を和らげるためにどんな行為をしているのかを思いつくままノートに書く
  • ②巻き込みの有無についても記す
  • ③不安に身を置く
  • ④確認を我慢
  • 強迫行為を我慢しないと悪循環に陥ることを本人がしっかり認識することが必要。不安は時間が経つと下がっていくということを理解してもらう。

医療機関の治療方法では抜本的な解決が見込めない

強迫性障害を知る上ではとても参考になります。

ただ、残念なのが、治療方法が薬物療法と認知行動療法(曝露反応妨害法)にとどまっていることです。

強迫性障害の原因に書きましたが、「心の奥にある見たくない傷(トラウマ)を強迫観念を作ることによってフタをしている」ということが原因であるとしたら、薬も曝露妨害反応法も、トラウマを緩和しないのです。

薬も曝露反応妨害法もトラウマを緩和せずに、フタだけをなくそうとする考え方です。

なので、薬や曝露妨害反応法で強迫観念自体が治まったとしても、別のフタが必要になります。

EFTやMRは根本原因であるトラウマを解消するやり方なので抜本的な解決法です。

そこまで踏み込んだ克服法がもっと世の中に広がってくれることを願っています。

ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら