恐怖症の克服法

恐怖症の克服法については、対人恐怖症の克服法もご参考ください。

恐怖症の克服をサポートしている人たち

恐怖症の克服を目指す場合、大きく3つのサポートが考えられます。

  • 1)精神科、メンタルクリニック、心療内科、関連カウンセリング
  • 2)民間カウンセラー、セラピスト
  • 3)恐怖症克服の教材やセラピーを学んで自力で克服

トラウマを自力で解消するのは余計苦しむ

特定の恐怖症の原因で一番多いのがトラウマになります。

恐怖症になるほどのトラウマは、当時自分自身の心の器では対応できなかったから、心の隅にかい離させています。

そのため、自分で扱うには原理的にも無理があるのです。

下手に自分で扱おうとすると、余計苦しくなることもあります。
なので、3)はオススメしません。

軽い症状であれば、3)でもよいでしょうが、結果的にプロのサポートを得たほうが圧倒的に早く解決します。

医療機関での治療

1)では基本、薬物療法が主流になります(但し、特定の恐怖症に関しては例外)。

今の診療報酬体系では、医師が長時間のカウンセリングをしたり、心理療法(セラピー)を行うのは極めて難しいのです。

ハッキリ言えば採算が合わない

とはいえ、心理療法のプログラムを組んでいるメンタルクリニックも数多くあります。

過去は傾聴型のカウンセリングが主流ですが、今は認知行動療法が主流です。

傾聴型のカウンセリングよりも、認知行動療法のプログラムを提供しているところがベターです。

特定の恐怖症では薬物療法は効果がない

恐怖症でも対人恐怖症であれば薬物療法が主流なのですが、特定の恐怖症に関しては薬物療法はあまり効果が見られず、認知行動療法での治療となります。

恐怖症の症状が重症であったり、ちゃんと病院にかかりたいというかたは1)がよいでしょう。

但し、どこのメンタルクリニックでもよいわけではなく、認知行動療法のプログラムがあるところで評価の高いところを事前にきちんと調べることが大事です。

民間カウンセリングでの克服

2)は、心理療法(セラピー)が基本です。薬の処方はできません。

ちなみに私はこちらに属します。

グループで活動していたり、個人で活動したりしています。

心理療法の種類は100種類以上あり、どの心理療法を使うかは、セラピスト次第です。

このサイトでは、私が使っているセラピーをオススメしていますが、どのセラピーが優れているかという議論はあまり意味がないでしょう。

それぞれ一長一短あります。

人によって合う合わないというのもありますし、それよりもカウンセラーとの相性や実績の方が重要だと思います。

ただ、カウンセラーやセラピストはたくさんいすぎて、誰を選んでよいか分からないかもしれませんね。

恐怖症の克服にかかる時間

恐怖症の克服にかかる時間ですが、対人恐怖症に比べると短いです。

原因がトラウマの場合、トラウマさえ克服できれば、恐怖症が解消されます。

トラウマの解消は、1回のセッションで十分できる場合もありますし、複数回かかる場合もあります。

もちろん、恐怖症の症状の重さによってどれだけ時間を必要とするかは異なります。

また、原因が複合的に絡み合っていて、トラウマを取っただけでは解消されない場合は、克服までの時間はより長くなります。

恐怖症の克服はトラウマに向き合う必要があるため、実はかなりのエネルギーを必要とします。

うつ状態でエネルギーレベルが低下しているときは、トラウマに向き合うだけのエネルギーがないので、そういう時期は恐怖症克服に取り組むのは避けたほうがよいでしょう。

こちらの記事もご覧ください

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恐怖症の克服法(薬物療法)

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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら