人見知りの克服

私は、強いあがり症と人見知りがありました。

対人関係スキルは低く、友達と話すことを除けば、人と話すこと自体があまり得意ではありませんでした。
こういう人は私以外にもたくさんおられると思います。

「対人恐怖症」とまでは行きませんが、軽いものであっても、困っていることに変わりはありません。

人見知りの2つの要素

人と話すことが苦手な人の多くは人見知りです。

内気、恥ずかしがり屋さんです。
おとなしい人も多いです。

これらは「性質的な部分」と、「恐れから来るもの」の大きく2つに分けられます。

恐れから来るものは克服できる

あがり症は恐れから来るものです。
人と話していて緊張するときも恐れです。

面接などで緊張するのも同じです。

恐れから来るものは克服できます。

性質的なものは克服できない

しかし、性質的なものは克服するようなものではありません。

ここを一緒にしてしまうと、性質的なものまで自己否定してしまい、変えられないことに悩むことになってしまいます。

性質的なものは「仕方ない」と受け止めて、恐怖から来るもの(多くが過去の心の傷が原因)にワークしていければ理想ですね。

人見知り自体にOKが出せれば楽

外向的と内向的では、前者の方が社会的にポジティブに受け止められます。
しかし、内向的な要素には外向的と同じだけの長所があります。

そして、逆説的ですが自らの内向面を受け入れたとき、外向的な面も花開くことが多くあります。
私たちは程度の大小は別にして、両面を持ち合わせているからです。

資質とは単にどちらかが優位かということに過ぎません。

自分の資質にそのままOKが出せればこんな楽なことはありません。

人見知りは資質的な側面も多いです。

かなりの幼少期から性格は違います。
これは環境ももちろんありますが、生まれ持った資質の影響が強いと考えられます。

私も人見知りです

私自身、内向的で人見知りです。
昔はそんな自分がとても嫌でした。

人となかなか打ち解けられないと、友達も少ないし、彼女もできにくいですし。
そして、人の評価をとても気にしていました。
私の場合は、人見知りによって他人から低く評価されることが嫌でした。

「人見知り(内向的)=社会的に評価が低い」と考えていたので、自分の内向性を隠そうとしました。

多少は隠せましたが、資質なので隠せず、その努力がうまくいかないことに対しても自己バッシングしていました。

そもそも資質で変えられない部分なのに、それを隠そう、克服しようとすること自体が無駄な努力というか、苦しみを生むことが分かっている努力です。

昔は、自分を癒せばそういう面も克服できると思っていました。

でも、大きな間違いでした。

資質的なものは何も変わりません。

しかし、そこに対する自己バッシングがなくなると本当に楽です。

隠そう、克服しようという無駄な努力をしようとすることが一切なくなるので!

人付き合いを楽にする2つのアプローチ

本当は人見知りでも何も問題ありません。
内向的でも何も問題ありません。
無口でも何も問題ありません。

ただ、そういう人はしばしば恐怖から来る問題も抱えていますので、そこは克服できる点です。

2つのアプローチ、つまり、①「恐怖から来る問題を癒す」、②「資質面を受け入れられるように癒す」をやっていくことで人付き合いがぐっと楽になります。

ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。得意分野は不安・恐怖の悩み(不安障害、対人恐怖症、あがり症、強迫性障害、パニック障害、PTSDなど)、人間関係(恋愛・家族・職場など)の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。公式ブログで分かりやすくこころの仕組みを説明している(無料オンライン講座アリ) プロフィールの詳細はこちら